TraderMemos
ガイド

AI 機能

任意で使えるスクリーンショットからの約定抽出と LLM トレードコーチ — OpenAI 互換 API なら何でも、キーはあなたのもの、サーバー上に保存されます。

どちらの AI 機能も既定では無効で、完全に任意です。TraderMemos はこれらがなくても問題なく 動作します。両機能は OpenAI 互換の chat/completions エンドポイントであれば何でも利用でき ます。OpenAI、OpenRouter、Azure OpenAI、あるいは Ollama / LM Studio のようなローカルサーバーも 使えます。キーはご自身で用意してください。

設定はどちらも設定 → AI から行います。最初に押さえておきたい点が 2 つあります。

  • 設定はサーバー全体に適用されます(ユーザーごとではなく、インスタンスごとに 1 つの構成です)。
  • API キーはサーバー上にのみ保存され、保存後にブラウザから見えるのはマスクされたヒントだけです。

スクリーンショットスキャン(約定の抽出)

証券会社アプリのスクリーンショットから約定を抽出し、入力し直す手間をなくします。新規トレード ドロワーのスキャンで入力は、1 枚以上の PNG / JPEG / WebP のスクリーンショット、または CSV / JSON の約定ファイルを受け取り、フォームに反映する前にレビュー画面へ並べます。

  • ファイルごとに行が表示され、モデルが読み取る間の進捗がわかります。
  • すべて完了すると、銘柄ごとのカードに約定、平均エントリー/エグジット、FIFO の純損益が表示 されます(複数銘柄のスクリーンショットにも対応)。
  • フォームが変わるのはフォームに入力を押したときだけです。何も読み取れなかった場合は代わりに 閉じるが表示され、モデルのメモが理由として残ります。

細かい処理はサーバーが担います。約定時刻はスクリーンショットに表示されたタイムゾーン(時刻の横の 美東 などのラベル)、なければマーケットタイムゾーンで読み取り、年が省略されていても未来の日付に ならないように補います。取消・拒否・未約定の注文はスキップされ、ロング/ショートは約定そのもの から判定します。プロバイダーが過負荷のときはサーバーが 2 回再試行し、それでも駄目なら 503 ocr_busy(再試行を促すメッセージ付き)を返します。

設定 → AI → スクリーンショットスキャンでの設定項目:

項目備考
有効化機能をオンにします
API ベース URL例: https://api.openai.com/v1、https://openrouter.ai/api/v1、http://localhost:11434/v1
モデル**画像入力(vision)**に対応している必要があります — 既定は gpt-4o-mini。モデルを取得でエンドポイントが提供するモデルを一覧できます
API キー後から編集する際に空欄のままにすると、現在のキーが維持されます
カスタムプロンプト任意 — 空欄の場合は組み込みの約定抽出プロンプトが使われます

保存前にテストで接続を確認してください。画像は 10 MiB(TM_OCR_MAX_BYTES)に制限され、 リクエストは 90 秒(TM_OCR_VISION_TIMEOUT_SEC)でタイムアウトします。低速なローカルモデルでは より長いタイムアウトが必要になる場合があり、 リバースプロキシは 120 秒以上を許可する必要があります。

トレードコーチ

任意のトレードの詳細画面でAIに聞くを押すと、トレードの情報(約定、損益、R 倍率、MAE/MFE、 セットアップ、感情、タグ、あなたのメモ)に加え、エントリー時点での状態 — その日・その週の それまでの損益、連勝・連敗、ドローダウン、直近の決済に付けた感情 — がモデルに送られます。 返ってくるレビューの内容:

  • コーチングの所見 — モデルが書くそばから 1 件ずつストリーミング表示されます。
  • 次のアクション — 次のトレードで確認できる具体的な指示を 1 つ。
  • トレードごとの執行スコア — エントリー、エグジット、リスク、テンポをレポートと同じ 0〜100 のスケールで。

レビューは保存されます。トレードを開き直すと前回のレビューが表示され、ボタンは再生成に 変わります。コーチが無効な場合や到達できない場合は、組み込みのルールベースの所見にフォール バックします。

設定 → AI → トレードコーチでの設定項目は上記と同じです(画像入力は不要で、どのチャット モデルでも動作します)。加えて、コーチングのスタイルを変えるための任意のシステムプロンプトが あります。

モバイルでは、モデルの行を押すとベンダーごとにまとめられた検索可能なピッカーシートが開きます。 スクリーンショットスキャンでは画像を読めないモデルが Show all models の奥に隠され、エンドポイントが 提示しないモデル ID も直接入力できます。

環境変数によるヘッドレスな既定値

スクリプト化されたデプロイでは、TM_OCR_* / TM_COACH_* 変数で両機能をあらかじめ設定できます。 設定を参照してください。環境変数の値はあくまで既定値と して働き、UI で設定を保存した後はデータベースの値が優先されます。

プライバシー

トレードデータとスクリーンショットは、あなたが設定したエンドポイントのみに送信されます。 ローカルモデルに向ければ、データがマシンの外に出ることはありません。

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